2014年10月1日水曜日

白草山

月に一度は今まで登ったことがない、日帰り可能な山に行っている。未知の場所を歩く時の軽い探検気分が好きだ。

今日は白草山に一人で登ってきた。よさそうな山を探していて偶然見つけた山だが、実は「南飛騨で人気ナンバー1」の山らしい。岐阜県と長野県の県境にあり、御嶽山の南西に位置している。 林道を30分くらい歩いてから山道に入る。道の切り方が上手いのか、かなりの急斜面にしては疲労感が少ない。尾根に出てところどこど赤くなった木を見ながら、主稜線の分岐に着き、そこからは南へクマザサの茂る台地のような道を歩いて頂上到着。

頂上からは御嶽山の見事な山体が目の前に見える。別天地のような美しいクマザサの山頂から、悲惨な噴火による遭難が起こっている山を見て、何と表現したらよいか、不思議な気持ちがした。山の遭難は登る人に起因する部分が大きいと思うが、今回の御嶽山の遭難に限っては100%天災だと思う。20歳のころから、何度も登ったり、スキーをしたり、また学生時代には先輩や後輩の遭難もあった縁の深い山だ。それだけに他人事とは思えない。

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