工房から自転車で10分くらいの所、名古屋市最高峰「東谷山」の麓に古墳群があります。これが整備され、今年はそこに立派な資料館ができたということで、自転車で行ってきました。
日本各地の歴史資料館を見ていますが、建物はかなり立派、大きな駐車場と建物外側には大きなトイレが併設され、写真中央のガラス張りのところは喫茶兼レストラン、その奥に展示室がありました。二階は体験コーナーと古墳公園への出入口になっています。肝心の展示は、ちょっと寂しい感じではありましたが、これからさらに充実されることを期待したいと思います。
東谷山を背景にした古墳の様子です。実は奥の建物の手前に最も大きな白鳥塚古墳があるのですが、ここは樹木に覆われたまま保存されています。 庄内川が物資が運ばれる水運の道だったころ、ここを通る船から東谷山とその麓に大きな前方後円墳が見え、この地に大和朝廷とつながる有力者がいたことを知らしめたのでしょう。
上の古墳に登って西側を見下ろしたところです。右手奥の木立の下に資料館があります。
このようなまとまった古墳群と資料館、名古屋では貴重な歴史エリアであることは間違いありません。古墳巡りがお好きな方は、一度見にこられてはいかがでしょうか。
歴史の里「志段味古墳群」