2019年2月6日水曜日

40数年活躍したプレーヤー

骨董品のような写真のLPプレーヤー、今まで数回ベルトを交換し使ってきましたが、まともな回転数を維持できなくなり、分解してみたら、モーターをマウントしているゴム製クッションがヘタっていたので、そこにゴムシートを挟むなどして修理を試みたのですが、やっぱり正常には回転せず、ついに修理を諦めました。モーターのコンデンサーの容量抜けもあるのかもしれません。

何歳頃に買ったのか記憶がはっきりしませんが、高校後半~大学に買ったのではと思います。当時19800円の格安ベルトドライブプレーヤーでありながら、そこそこいい音がするとの評価があった機種です。それが40数年活躍していたわけですから、今となっては感謝の気持ちしかありません。フィンガーピッキングを大阪南でのイサト先生の教室に通って習っていた時は、何度も同じ所に針を落し、耳コピーに長時間使っていました。サラリーマンしながらも、その頃は十分時間があったんですね。

先週、現有のLPを聴くため、オーディオテクニカのダイレクトドライブLPプレーヤーを後継に購入しました。まだ十分に使いこなせていませんが、カートリッジをド定番のM44Gに替え、さらに付属の鉛板をハメこんだら、ほぼ満足のいく音になりました。これは40年くらい前に買ったカートリッジが生き返ったということになります。このプレーヤーはUSB出力からパソコンに音楽を取り込めるということで、時間はかかりますが、お気に入りのLPを一枚ずつ取り込もうと思っています。

もし、「ジャンクでもいいからほしい」という方おられましたら、差し上げますのでご連絡ください。 カートリッジなしです。