オーストラリアの方の講演は、同じく木工教室をやっている私には共感できる部分が多くて楽しかった。たとえばアリ加工や手で沢山のスポークを削りだす意味について、作業に無心で没頭できたり、木との対話ができることに意味があるとの答え。まったく同感だ。学校の技術スタッフについても 「スキル(腕)とコミュニ―ション能力の両方が備わっていることが必要で、腕だけの人はお断り」というのも「そのとおり!」と思ってしまった。
手考会は、伝統的な手道具を使っての緻密な作業の結果生まれた作品が多数展示されていたり、さまざまな樹種の板を削った見本が展示されていて、興味深いものがあった。
実は午前中一度行ってみたかった、柴又帝釈天に行ってきた。寅さんのイメージしか頭になかったのだが、予想以上に大変立派で、特に本堂奥の木彫展示と回廊でめぐる庭園はすばらしかった。
帰りの新幹線で久々にシュウマイを食べたら、陶器の醤油入れが復活していて、うれしかった。
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