2013年3月10日日曜日

京都ゴールデンコース

今年の冬は寒く、そして長かった。それでもやはり3月になると急に春めいた。運動不足気味のため、先週は久しぶりのサイクリング、お気に入りの京都へ出かけ、冬の間の鬱憤を晴らすべく、たっぷり一日楽しんだ。

京都東IC経由で三条京阪まで2時間半ほど。コインパークに車を止め、自転車を出して、いざ出発。辰巳橋付近を通って知恩院へ、そこから山添を南へ、高台寺から、清水寺参道へ。午前中から大変な人出。外国人も多く、流石世界遺産。だが、目的は寺ではなく七味。昨年錦市場で買った七味を冷凍しながら大切に使っていたが、それがなくなったので、京都で定番の有名店「七味屋」さん本店で一袋無事ゲット。元来た道を戻り、八坂神社付近で「出町ろろろ」というお店に昼飯の予約を入れたら「12時に来てください」とのこと、岡崎公園から加茂川へ出て北へ向かう。豆大福「ふたば」はいつものことながら、長蛇の列なので、今回は敬遠して昼食のお店に向かう。さまざまな野菜をさまざまに調理した京野菜中心の1050円お弁当、上品で美味しかったが男性にはちょっと少なめ。

いちおうお腹が膨れたので、鴨川をさらに北に行き、紫明通りから鞍馬道へ、そしてこれまた世界遺産の「金閣寺」へ。これほど有名な金閣寺ではあるが、実は小学校の時以来。外国人観光客と混じりながら、また金ピカよりも銀閣の方が渋いなとか思ったりしながら、でもやっぱり金色の建物と借景の山とのバランスはなかなか絶妙であった。金閣の次は「あぶり餅」。旅番組でよく登場する今宮神社参道にあるお店の店先で焼かれる小さな餅に甘味噌をかけた食物なのだが、水曜定休のため前回は食べることができなかったのだ。お座敷にあがって、お茶とセット500円のあぶり餅初体験。昔ながらの風情を引き算すれば、甘くない高山のみたらし団子の方が好きかも。

目的はあと「五辻」の昆布を残すのみ。まだ少し時間があるので、船岡山近くの古い銭湯を改造した喫茶店「さらさ西陣」でしばし休憩。本当は船岡温泉へ浸かりたかったのだが、サイクリングの途中でもあり、今回は銭湯喫茶で満足する。西へ走り千本通りを南に下って、お気に入りの昆布屋「五辻」。ここの昆布の佃煮は美味しい。そこから帰りになるが、東へ走ってまた出町に着いたら、豆大福「ふたば」の行列が5人ほどに減っていた。これはチャンスと黒豆大福二個買い込む。もう4時過ぎとなり、自転車を走らせ車のところへ向かう。途中でヨメさんが「北野天満宮の梅を見るのを忘れた!」と言うが、今日はもう疲れたので、また来年?。

自転車を車に戻した後、少し三条の町を歩く。鳩居堂やその奥の和絵具屋さんを覗く。もう疲れているので、おなじみの三条「篠田屋」でうどんで食べようと行ったら、なんと今日は臨時休業の張り紙が・・・。しかたなく、車に乗って大津SAでうどんを食べて、名古屋の工房に帰り着いたら、まだ夜の8時過ぎだった。お腹が減ったので、大津PAで買った551の豚饅とふたばの豆大福を食べたら、また嬉しい気分になった。めちゃめちゃ密度の濃い一日だった。

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