2011年4月20日水曜日

クラフトフェア

モノだけ出品していた美濃国池田クラフトフェアが終わり、教室の卒業生であり木工仲間の「楽木屋」さんが作品を持って来てくれた。写真も撮っていただいたようで、それを見るとなかなか美しく展示していただいていて、感謝々。



昔は丹波や舞鶴に結構参加していたが、今回久しぶりのクラフトフェアである。売れることは全く期待していなかったが、若い女性が二人バターナイフを買ってくれたらしく、たった1600円の売上ではあるが、率直に嬉しい。

クラフトフェアというのは、”立つ”位置が難しい。場所ではない、コンセプトの問題だ。1000円以下の手軽に買えるものが売れることは間違いない。以前参加してクラフトフェアでは、海外から輸入した木工小物に穴をあけて色をつけただけの500円のキーホルダーでほとんど売上をとっている人もいた。だから、どうしても500円でも利益がでるように作るようになる。しかし、そんな小物ばかり並んでいるクラフトフェアは、面白くない。かと言って、手間を考えれば10万円以上するような手の込んだ椅子を並べても売れるはずはなく、野外であれば、傷もつきやすい。

やっぱり、クラフトフェアは、「売るのは二の次」で参加するのが正解だ。売れなくてもいいから、「オモロイもの」「見たこともないモノ」「誰でもできそうで、できないもの」なんかが並んでいると楽しい。そんな”ヘンテコ”なモノを作って、どこかのクラフトフェアに出てみようかな。

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