2010年8月11日水曜日

気楽な扉作り

夏休みで精神状態がいつもと違うのか、なんとなく活発だ。小箱ができたので、次は工房西側材料置場の入口に扉を作ることにした。雨よけというより、西日よけである。ホームセンターで2X4と1X4材を買ってきて、下部の鏡板には余っているOSBパネルを嵌め込み、上部は雨よけ日よけの斜めの板を張ることにする。

こういう工作は、構造とサイズを決めたら、後は速い。昨日手押と自動で、厚みと幅を正確に決め、墨を入れ、12、7mmの角ノミ刃で穴を掘り、ホゾをさっさと機械で作り、自在カッターをつけた溝きりで11.5mm幅の溝を切って、仮組みなしに、組み立てた。ここまで正味半日。今日は写真にない斜め板を作る。簡単な角度ジグを作って、斜めにカットして、一気に作り、型紙で位置を決めたところにネジ止めで完成。それにキャスターをつけ、建具が走る溝をつけて嵌め込み、塗装して完成。



工芸的な作品を作るのに比べ、なんと楽なのだろう。材木置場の屋根や壁を作った時も感じたけど、こういうDIY作業は大好きだ。一方、新しい作品を作るのは楽じゃない。考えている時が一番つらい。「何もしていない」というような、自分を責める気分になったりする。明日は、工房の整理と整備でもしながら新作のアイデアを考えよう。

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