2016年3月14日月曜日

小さなキズに

木工教室というのは、新しい方を迎えたり卒業される方を見送ったりはあるものの、基本的には同じことの繰り返しで、その中で少しずつ新しい刺激や知識を盛り込んでいくことが大切なのだと思って毎日やっています。

教室の朝は、機械の整備や油引きから始まります。昨日、恥ずかしいながら、油をひく手が不用意に、手押しカンナの刃に触れてしまい、ちょっと深いキズを負ってしまいました。教室でもノミで指を少し切ったりというのはよくあることで、深刻なキズでないかぎりは、水道水でよく洗い、その後、キズを指で抑えたりして、とにかく出血を止めるようにします。その後は、必要なら絆創膏やガーゼで保護するわけです。昔のように消毒薬を使うことは、よほど汚染された場合を除き、しません。

昨日は少し深いのと、研ぎを教えることもあるため、いつもは使わない”キズパワーパッド”を使いました。実は私自身がこれを使うのは初めてだったのです。

その使用感ですが、PRみたいで気がひけるのですが・・・、これは確かにいいです。貼ってしばらくすると、指に馴染んで皮膚と同じようになって、違和感がないし、夜はそのままお風呂に入っても大丈夫でした。

小さな切り傷には安いバンソウコウと、ちょっと深いキズにはこれと、使い分けるとよいかと思います。木工関係者の間ではもう定番かもしれませんが、工房に一箱あれば、いざというときに役に立ちます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

(迷惑な広告などを防ぐため、確認後掲載しています。ご了解ください。)