話は変わるが、年末の工房整備をしていたら、手押鉋盤の音がおかしい。見てみると、駆動ベルトの揺れが激しく、ベルトをもう少し張らないといけない。接近しやすい機械の前側から奥にあるモーターの固定ボルトをゆるめ、木の棒でつっぱるように動かして張力を調整する。床に近いところなので、体勢が苦しい。こういうときに無理すると腰痛になる。気をつけながら、左手で下側のナットをレンチで固定しつつ、右手で4本のボルトを締める。格闘30分でなんとかよい状態になった。ヤレヤレ。

木工機械の償却期間は10年くらいだったと思うが、この機械はもう還暦が近いのではないだろうか。注油はもちろん、ベアリング交換、ベルト調節と交換、など磨耗した部品を交換しながら、まだまだ使えそうだ。人間もやね。