2013年6月8日土曜日

バンドソウ:ベアリング交換

ウチのデルタ14インチバンドソウは最後期の米国製で、購入年は覚えていないが、20年数年?使っている。教室を始めてからでも14年目で、今でも使用頻度はトップクラス。ブレードガイドのベアリングは5回以上交換しているが、大切なプーリーのベアリングは交換したことがなかった。しかし、このごろ、どうも刃の位置が安定しないので、思い切ってベアリングを交換することにした。米国製ではあるが、ベアリングは日本のNTN品番6202Zなので、入手は簡単で安価だ。



プーリーは写真のようにコクタンの棒で心棒に当て、木槌で軽くたたいて、外すことができた。プーリーの表裏両面に固くはまっているベアリングも、同様にして、堅木の丸棒を使って木槌で慎重に何度も軽く叩くことで外すことができた。ベアリング抜きを持っていないと、場合によってはとても苦労することがあるかもしれない。古いのが外れれば、新しいのを入れるのは簡単だ。外したベアリングを手で回してみると、磨耗が進んでいるのか、ゴロゴロ感があり、もう寿命だと思った。下の駆動側プーリーのベアリングも交換したいが、大変そうなので、日を改めて実施することにした。



びっくりしたのは、プーリーの裏側にホイールバランスをとるため、重さの調整をした跡があったこと。結構ちゃんとした仕事をしているのに正直感激した。新しいベアリングになったバンドソウは、振動が少なくなったせいだろうか、同じブレードなのに、交換前より切れ巾が小さくなった。

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