2012年7月29日日曜日

積年の粉塵

木取りによく使うジグソウ、前から音がおかしいと思っていたが、今日いよいよ調子が悪く、限界を感じた。もう20年以上使っているので、充分元は取っている。電動工具は自分で分解すると、調子が悪くなったり部品を破損したりすることが多いが、ダメなら買い替える覚悟で、分解してみた。

ネジを外し、スキマにドライバーをつっこんで慎重に開けてみると・・・、予想したよりはるかに大量の木屑とグリスの団子状態のものが、びっしり詰まっていた。モーターの回転子も引っこ抜いてしまい、元通り組めるか、心配だ。



意外にも、ブラシはあまり消耗していない。紛れもなく不調の原因は、グリスを封入されていたギアの周囲の、黒いオカラのような油まみれの木屑。手を真っ黒にしながら、ブラシや木のヘラで粉塵を取り出すと、写真のように、こんもりと山になるほどの量だった。



ギアや可動部分はかなり磨耗しており、これからあまり長い間使うことはできないと思うが、とにかく大量のゴミを掻き出し、ジグソウが復活。寿命まで修理しながら使ってやれそうなことが嬉しかった。



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