2011年8月12日金曜日

ブツブツ

政治の話は苦手だし、ブログで書くほどの知識もない。しかし、最近の報道を見ていていると?を感じることが多い。

テレビのニュース等では、ある時点(6月下旬頃か)から脱原発路線への批判を急に弱めたように感じる。また”菅おろし”の声も少なくなった。そして今ポスト菅が話題の中心となり、2日ほど前のNHKでは聴視者へのアンケート結果として、次期首相候補として一番ふさわしい人として、たった5%しか得票がないのにM氏の名前を挙げていた。どういう方法でどのような質問をしたのかもはっきりしないまま、具体的に有力首相候補として特定の名前を出すのは、NHKが世論をそのように誘導しようとしている、あるいはそれが既成事実であるというようなイメージ作りを意図していると考えるのは、行きすぎだろうか。また、ネット上の政治関係のブログでも、評論家が微妙に原発に対する意見を変えてきていると感じることも多い。中国の報道統制を批判するのは簡単だが、日本での報道へのどこかからの圧力があるのを読みとるのは難しい。

自分は原発反対だが、誰もが納得しやすい「脱原発」という言葉を利用して、さまざまな団体がその動きを純粋な目的以外に利用しようとしているのは怖い。今思えば、原発事故直後の東京の計画停電、あれは本当に必要だったのだろうか?いろいろ疑問はあるが、憶測だけでものを言うのは避けたい。いっそこの際、菅さんに”解散”をしてもらい、総選挙をしてはどうだろうか。

4 件のコメント:

  1. ほんとのところはどうなのか、ほんとに分かりませんね。魑魅魍魎。中国などの言論統制はひどいが、反面その図式は単純で分かりやすい面もある。その点、日本などのいわゆる先進国はやり方がもっとずっと巧妙だと思います。
     また評論家や政治家にかぎらず主張を変えること自体はわるいわけではないが、変えた理由を明らかにする必要と責任はありますよね。

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  2. 大江さん、残暑がきびしいですね。
    根拠ない私見ですが、テレビ局は全てコントロールされているように感じます。一方新聞は姿勢にばらつきがあるようです。意外でしたが、名古屋でシェア80%以上の中日新聞は、独自の姿勢で記事を構成していて、私は好感を持って見ています。
    ネット全盛の昨今ですが、ネットに頼りすぎるのは危険、複数の報道機関の記事をバランスよく見ることがより大切になってきているように思います。

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  3. 日本は今、踊り場というか崖っぷちというか、にいるような気がします。
    震災対応、経済、国際関係などなど。
    日本人も、どちらの方向に進むべきなのか迷っているようです。
    こういう時期は、それにつけ込んで、「扇動」という言葉が聞こえて来ます。
    自殺報道で自殺が増えるなんていう話もあるくらいで、報道は本当に恐いです。
    難しいですが巻き込まれないようにしたい物です。

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  4. コメントありがとうございます。なにげなく見ているテレビの、なにげない言葉でさえ、潜在的意識はかなり影響されるように思います。本当に踊らされないようにするのは難しいですね。

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