厳しい残暑お見舞い申し上げます。長い間何も書かず、サボっておりました。
さて、ホームページでコロナで入出国規制がかかる中、初孫に会いにロサンゼルスへ行ってきた記録を書きました(LA旅行2020)。私は一週間で帰国し、その後2週間(計3週間)現地に滞在したヨメさんも無事帰国、二人とも2週間の自宅待機期間を終了しました。私達の帰国後の検疫体制や厚労省からのフォローについて、ここで書いておきたいと思います。コロナ状況下で入出国される方の参考になればと思います。
(私の場合)
羽田到着後、搭乗客全員が国際線ターミナルビルの端の方、使われていない搭乗待合室に集められ、検疫官からの説明を受けた後、自力で自宅へ帰る人を優先して、関係書類の提出と簡単な質問を受けました。その後、別の場所へ移動し、鼻からのPCR検査を受け、駐車場に置いている自家用車で帰ることを条件に、入国審査を受け、預けた荷物を回収し、出口を出て、駐車場へ向かうことができました。着陸から2時間弱で外に出ることができました。
名古屋まで車で帰ることで注意されたことは、「サービスエリア等でトイレ休憩はかまいませんが、レストラン等は利用せず、テイクアウトするなりして車中で食事をするように」でした。
LINEを利用している人は、それによるフォローに同意して下さいと言われていたので、書類に書かれたバーコードを読み込み、同意をしました。するとごく簡単な体調アンケートが来て、二問にこたえておきました。
なんとか家に帰り着きましたが、それからPCR検査の結果が届いたのは、6日後でした。 検疫のところで「検査結果の連絡が二日以上ない場合は陰性と思ってください」との看板がありましたが、まさか6日後とは思いませんでした。夜7時頃羽田の検疫管の方から、携帯電話の番号で、「PCR検査陰性でした。2週間は外出を自粛し、体調に変化があった時は、すぐに相談してください」とのことでした。
明日午前11時すぎに、携帯電話に050の番号から自動音声で「体温は平熱ですか?ご自身やご家族に体調の悪い方はおられませんか?」という二問の問い合わせがあり、それに”はい”か”いいえ”で答えます。この電話が後半の一週間、毎日ありました。
(ヨメさんの場合)
7月下旬に羽田での検査体制が変更され、唾液による抗体検査になっていました。そして検査結果が判明するまで外に出られないようになりました。ただし唾液が充分に出ず、鼻からの検査になったようです。検査結果を待って、外に出るまで約3時間かかっています。
またLINEでの登録をしなかったためでしょうか、帰国後2週間の間、どこからもフォローの電話や問い合わせはありませんでした。
以上が私達の体験です。私がLINEでの登録、同意をしなかったら、どうなっていたのか、わかりませんが、ヨメさんの場合のように全くフォローがなかったことを手放しで喜べない気がします。スマホを持っている人が大多数でしょうから、自動でフォローする体制を作るのはそんなに難しいことではないのではと想像します。
とにかく、米国入国時の検疫関係での質問などが全くなかったのに比べ、帰国後は形式上は物々しい体制でありがなら、実際のフォローは緩いというのが実感です。いずれにせよ、今海外へ行くのはまだまだリスクがあり、不要不急の旅行は控えるべきなことは確かです。早く心配なく外国と行き来できるようになってほしいです。
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