2017年1月16日月曜日

木工旋盤KC-14延長ベッド設置

あまり木工旋盤に興味はない方ですが、教室をやっている以上は基本的な加工はできるようにと、販売終了のKC-14を持っています。これだけではテーブルの脚など長いものが加工できませんので木製簡易延長ベッドなどを作っていました。しかし剛性不足は明白で正式には取り付けることができないKC-14DO(これも販売終了)用の延長ベッドを購入し、強引に設置してみました。

木片を延長ベッドの下に入れたりして高さを合わせ、連結用の穴の位置を本体にマーク、直径6.5mmの穴を電動ドリルで開け、6mmのボルトにスプリングワッシャなどを併用し、なんとか連結しました。 取付部を垂直に削りたくてディスクグラインダーやヤスリで挑戦しましたが、大変なのですぐギブアップ。現時点ではボルトをスペーサーに挟んでいます。


ちょっと不安でしたが、ご覧のように長い棒の加工が問題なくできました。穴の位置を正確にマークし、センターポンチを打つまではよかったのですが、苦労したのは横から手持ちの電動ドリルによる穴あけでした。途中ドリルの刃をグラインダーで研磨するなど、意外に手間どりました。回転センター位置のズレはあると思いますが、距離が長くなるので、少々のズレは実用上問題ないです。

送料無料期間を利用したので、ほぼ2万円の出費でした。ワンランク上の旋盤の購入も考えたのですが、現有機械を使わなくなるのがもったいなく、この延長ベッドを買ってよかったと思います。同じ機種をお持ちの方で延長ベッドを検討中の方、参考になれば幸いです。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    私も以前、同じ事をしたことがあります。
    JETから発売されていた小型旋盤(現在は協和機工が販売しているのと
    同じ物http://www.kyowa-kiko.co.jp/1014lathe.html)を
    個人輸入しましたが、延長ベッドが取り付け可能になる前のタイプだったので、グラインダーでかなり削って、鉄工ドリルビットで穴を開けて
    強引に取り付けました。出番は多くありませんが、今でも私の工房に
    鎮座しています。

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  2. コメントありがとうございます。
    延長ベッドというのは、できれば使わない方がいいですね。正規の延長ベッドであっても、おそらく段差の修正や平面の出た台が必要になりますし、精度や剛性は一体物より劣ります。でもテーブル脚ぐらいでしたら、問題なさそうです。

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