2015年11月18日水曜日

バックアップの一枚さえ作れないDVD

先日私にしては珍しくTV番組に出ました。と言っても、見る人の少ない地元ケーブルテレビ。蛇足ですが、10年ほど前NHKから「シニアの余暇活用」をテーマの取材依頼があり、「そんな目的ではやってませんし、若い方も多いです」と断ったことがあります。

「トコトン」という番組で”イワシ天狗”さんという若い芸人さんがレポーターとしてやってきて、ウチで組手の練習をして升を作るというストーリー。ウチはケーブルテレビが見れないので、生徒さんの一人が番組をBD-RWに録画し、持って来てくれました。



ところが、ところがです。そのディスクをウチの録画機のHDに移すと、元を消さないといけない!。番組を録画したり、それをDVDに移したりはほとんどしたことがなかったので、これには驚きました。さらに、生徒さんに回覧できるよう、それをDVDに移そうとしたら、録画機のHDから消さないといけないのです。DVDがなんらかの原因で再生不可能になったら、それで終わりです。

改正された著作権法のことは知っていましたが・・・。万が一にそなえてのバックアップさえ作れない。あまりにユーザーを無視した法改正ではないでしょうか。ネットで探せば抜け道はあるのですが、それをすること自体が違法になるので、やはりコピーガード解除ツールを使うのはダメ。

いろいろ考えた末、テレビの画面を三脚とデジカメで動画撮影することにしました。画像は劣化し、音も悪いですが、これを教室のみんなに見てもらうのは、誰も文句いわんでしょう。

悪名高い地デジのB-CASカードも日本だけのシステムらしいです。組織の利益を守るあまり、末端ユーザーはデジタル技術の利便性を以前より享受できないようになっているように思います。

2 件のコメント:

  1. アナログケーブルで接続しアナログダビングすれば合法的に出来るのではないでしょうか?

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  2. 匿名さま、アドバイスありがとうございます。

    録画機が二台あればアナログダビングは簡単にできるでしょうね。ウチには一台しかないのでパソコンに取り込みたく、でもキャプチャーボードなど今さら買いたくて、超アナログな画面を撮影する方法をとった次第です。DVDのコピーガードに反抗したかったかもしれません^^;。

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