2015年10月16日金曜日

木工機械のトラブル二件

このところ、木工機械の同じようなトラブルが続いた。

一件目はバンドソウ。運転中に カランカランという音がして、回らなくなった。小さな金属片かイモ捻子が抜け落ちた感じ。プーリーのカバーを外してみると、プーリーの空回りを止めるための”キー”がない!。本体下部内部を探してキー発見。元の溝にキーを収め、一件落着。長年の使用でプーリーと軸の間に少しガタができており、これからも緩む可能性がある。

二件目は角鑿盤。生徒さんがホゾ穴をあけているとき、上と同じような金属音がして、角ノミが下がらなくなった。ラック&ピニオンの可動部をよく見ると、押し下げレバーの軸とピニオンギアが空回りしている。今度はギアの固定ピンが抜け落ちたらしい。しかし下を探すもなかなか見つからない。ようやくある生徒さんが機械に固定している木の台と本体間の空間でピンを発見してくれた。このピンが捻子ではなくテーパーピン。叩き込んで止めるのだろう。
 「この修理は難儀しそうだ。モーターを外さなければならないかも」と思いつつ、軸を回したりして、穴の位置を合わせ、ピンを本体後方の小さな窓から挿入することができた。その後、ライトで照らしながら、ピンの叩く方を上に向け、上部の隙間からバールを入れ、ピンを叩くことができた。なんとか分解せずに修理できたが、また緩むこともあるだろう。でも、次も同じ方法で入れることができるから、何とかなりそう。

機械の故障は思わぬ時、突然やってくる。近いうちに三度目があるかも・・・。

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