2014年4月8日火曜日

沖縄旅行

五週目の週末がある月は教室がないため、少し長い旅行に行ける。今回は海外ではなく、一度行ってみたかった沖縄へ。

実は沖縄は二回目、35年ほど前に新婚旅行で行っている。しかし、その頃観光に全く興味がなかったのか、ほとんど記憶がない。アルバムを見ても守礼門を写しているだけなのだ。あとから調べて理由がわかった。首里城は戦争で焼失し、その頃は守礼門と資料館以外ほとんど何もなかったらしい。

セントレアから安いスカイマークを使い、一泊一室6000円ほどのコンドミニアムのようなホテルに三泊、一日約3000円でレンタカーを使う簡素な旅行だったが、なかなか快適だった。

二日目は南部を回り、午後は平和記念公園へ。先の戦争で唯一民間人を巻き込んだ地獄のような地上戦が行われた地を見て、何とも言えない気分になった。犠牲者の名前がならぶ石碑の列。その一角にはアメリカ兵犠牲者の名前もある。アメリカ兵は精神的ダメージを受けた若者も多かったという。


 次に「ひめゆりの塔」に向かうが、お土産屋さんがタオルを振って無料駐車場の呼び込みをしているのに、どうも違和感があり、何度か行ったり戻ったしたものの、入ることをあきらめた。一観光客の感傷的な気持ちだと思うが、残念な気がした。

 夕方那覇近くの海軍壕に行った。去年行った「松代大本営」ほどの大きさではないが、実際に使われていた海軍地下司令部で、戦争末期に幕僚が手りゅう弾で自決した部屋など、破片が壁にあたった跡が残されていて実に生々しかった。
三日目からはグスクと呼ばれる城跡を多く見た。石垣に感激する自分に驚いた。帰ってから写真を整理すると半分くらい石垣の写真だった(^^;)。
もちろん海の風景も大好きだ。子供のころ舞子の海でよく遊んだので、本来は山より海が性に合っているのかもしれない。
沖縄料理も大変美味しかった。最終日は旅行雑誌によく登場する「浜辺の茶屋」に行った。チャラチャラした所とかと思っていたら、全然そういう感じはなくて、窓枠を通してみる干潟の海は、また別の美しさだった。
 沖縄にハマル人がいるらしいが、その理由がわかったような気がした。

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