2014年3月17日月曜日

銀行からの振込限度額引下勧告

仕事やプライベートでよく使う銀行から次のようなお知らせが届いた。

 「最近、銀行になりすまして「パスワード等の入力を促す偽Eメール」や「コンピュータウィルス」への感染などインターネットバンキングを悪用した不正送金事件が急増しております。
これを受けて、当行では三菱東京UFJダイレクト(インターネットバンキング・モバイルバンキング・テレフォンバンキング)でのお振込の取り扱い、および、振込限度額の引き上げ方法を変更させていただきます。」


内容はインターネットバンキングでの振込限度額を50万円に引き下げる、あるいは引き下げを勧告するというもの。「安全のために引き下げてください」とは聞こえは良いが、その実銀行側の手数料増収策?、少なくとも結果はそうなる。
 
例えば車の購入や銀行間での資金の移動など、50万円を超える振込が必要な機会は、個人であっても結構ある。そんな場合、ATMでも50万円しか動かせないから、窓口にお願いすることになり、他行宛なら840円も手数料がかかる。ネットでは条件を満たせば0円なのに・・・。

昨年末UFJはコンビニATM手数料を有料化した。今度は振込限度額引き下げによる手数料増収である。ネット送金など便利に使っているので今さら他行に移るわけにはいかないが、銀行というのは、ホンマに抜け目がない。ネットバンキングの危険増加が、銀行の手数料収益アップにつながるなんて、ハッカーより銀行の方が上手だった。

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