2012年9月6日木曜日

高山へ

毎年9月初旬には飛騨高山で地元家具メーカーによる「家具の祭典」が開催される。土日休めないので、平日に行ける展示会は貴重。ほぼ毎年見に行っている。

11時頃に会場につくと、局地的な豪雨なのか、車から出るのも躊躇われるほど。なんとか会場に入ったが、雨のせいだろうか、メイン会場は少々寂しい。出展メーカーが減っているのか、展示も少ないように感じる。木の家具は見慣れていてインパクトを感じないのかもしれないが、正直なところ家具メーカーの勢いを感じなかった。飛騨のクラフト展の会場の方が、自分は面白かった。その半分にミュージアム飛騨があって「技の歴史」の展示がある。祭典の間、ここも無料で見ることができる。私は初めてだったが、飛騨の匠の歴史、たとえば平城京の造営に飛騨の職人が関わっていたとか、京都に飛騨の職人が集められたけれど、逃亡する職人が多かったなど、今まで知らなかったことが多くてびっくり。最後の方では皇居の新宮殿の椅子を黒田辰秋氏が設計して飛騨の職人さん達が作り上げた様子などがあって、興味深かった。この会場は写真撮影禁止マークがなかったので、少し撮影させてもらった。流石に凝った作りやなあ。



実は平湯温泉キャンプ場で一泊する用意をしていたのだが、会場を出てからも雨模様の空を見て、中止に決定。せっかく高山まで来たので、街歩きを楽しみ、高山ラーメンを食べ、帰路に。時間が早めなので、41号を南下し、飛騨小阪の温泉「ひめしゃがの湯」に入って、名古屋まで一般道で帰った。

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