2012年3月16日金曜日

挽き割り

6月1日~3日まで名古屋の電気科学館ギャラリーで恒例の展示会があり、それに参加する予定。ほぼ木工教室専業になっているので、家具を売っている方といっしょに展示会に参加してよいか毎回迷う。新しく参加される方も増えているので、そろそろ新旧交代するのもよいかもしれない。

1ブースは間口4mX奥行2mで結構広い。毎回同じ物では恥ずかしい。売っていく立場であれば、同じものを複数作ることができるような材料・構造にしないといけないが、自分の作品を見てもらうだけなら一品物でよいから、木を見て作りながらデザインや構造のディテールを考えてもいいのだ。漠然とイメージはあるが具体的な形が出てこないので、家庭料理にように、まず材料を用意することにした。

何年も前の注文で3mの大きなテーブルと6mのカウンターを作ったことがあり、その際直径60~70cmタモの丸太を製材した。その残りを大切にとってある。幅30cm以上の柾目板だ。それを手押と自動にかけたら、厚みが31.5mmになった。目的の20mmにする方法だが、木屑にするにはモッタイナイので、ウチの帯鋸で限界の高さにトライしてみた。



日立CB75F,購入当初トラブルがあったが、半ステライト刃使用で順調。緊張したが、比較的柔らかい材でもあり、難なく挽き割れた。予想どおり、2cm厚の方はほとんど反りも出なかった。危険を伴う作業なので、教室の場合には高さ20cm以下に制限している。

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