ウチのデルタ14インチバンドソウはMade in Americaで20年近く使っている(正確な購入年は忘れた)。それが、昨年ぐらいから、ときどき回らないことがある。何度かスイッチを入れたり、手でホイールを回すと直っていた。でも、昨日はそれが頻発し、とうとう寿命かなと、困っていた。
単相誘導モーターは、そのままでは回り始めないのでコンデンサーで電気の位相をずらせ、それで回り始める力を得ている。だから、コンデンサーが悪くなっていると思い込んでいた。それで、昨日は三相のモーターに入れ替える決心をして注文までした。しかし、単相誘導モーターについて検索していたら、ひとつだけ以下のような書込みを見つけた。
「多くの誘導モーターでは、始動コンデンサで回転が始まったら、遠心力でコンデンサを切り離し直結するような機構があって、その動きが悪くなることがある。大抵はモーターのプーリーをつける回転軸の反対側にそれがあるので、潤滑剤でも拭きかければ直ります。」
今朝早速、モーターの裏側のプレートをはずして、その機構があることを確認した。何度かスイッチを入れたり切ったりして、動かない状態の時には、始動すべき位置までそれが戻っていないことが確認できた。原因はこれだったのだ。CRC556を稼動部分に拭きかけ、動きをよくしたら、問題なくスイッチが入るようになった。
早速、昨夜monotaroに注文した三相モーターのキャンセルを電話したけど、間に合わないかもしれない。でも、モーター自体、寿命が近い様子なので、ダメなら交換するための備えと考えて諦めよう。
とにかく、原因がはっきりして、よかった。単相誘導モーターをお使いの皆様、このようなトラブルがありましたら、参考にしてください。
私が使っているデルタの集塵機のモーターも単相誘導モーターで
返信削除スイッチを入れてモーターが回り始めた時と、スイッチを切って
回転が止まる前にカチンと音がします。
これが遠心スイッチの音らしいですね。
やはり、このスイッチが働かないと不具合が生じるのですね。
対処方法、覚えておきます。
米国製モーターではコンデンサを切り替えた音がほとんどしませんが、中国製モーターははっきり音が聞こえます。音がしなくても、木工用の単相誘導モーターは全てこの機構が備わっていると考えてよいようです。
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