2009年7月22日水曜日

丸棒切断はやっぱり要注意

今日は、木工教室の先生としては、恥ずかしい話を。

直径30mmの丸棒をウッドレースで作った。それを11cmの長さに切断しなければならない。いきなりテーブルソウで切ると、丸い円盤状の切れ端が宙を舞うことがある。それで、まずはバンドソウで大まかに切断しようとした。そこに気の緩みがあった。

丸棒を手でつかんで1cmほど切り込んだら、ガクンと刃が食い込んだ。丸棒は手で持っていても、少しは回転する。それで、ハンドソウの刃が食い込んでしまった。危ないことはなかったが、刃の一部が歪んでしまった。叩き直すことはできるが、切れたら危ないので交換。

以前、ある短期講習会に参加したとき、参加者の女性が横切盤で丸棒を切断した途端、30cmほどの長さの丸棒が跳ねて、5mほど飛んだ。丸棒は恐いのだ。確実にV字型のジグを使って固定するか、それが無理なら、手ノコで切断する。あたり前のことなのに、注意が足りなかった。

丸棒加工に限らず、どんな場合でも、「起こりうる危険な状況を予想し対処できる」ことが大切。反省。

0 件のコメント:

コメントを投稿

(迷惑な広告などを防ぐため、確認後掲載しています。ご了解ください。)