2009年7月10日金曜日

工房外壁塗装

気温はさほど高くはないけど、蒸し暑い。工房内は湿気が溜まりきっている。

そんな中、前々からやらねばと思っていた工房外壁の部分的塗装を二日間やった。「サドリンクラシック、グレイアンバー色」を塗っているのだけど、10年近くたって日光による退色が激しい。西側は3年ほど前に塗ったが、今回は南側である。以前住んでいた奈良近郊の家で外壁塗装を自分でやったことがある。足場はかけずに二段ハシゴを使い、日本ペイントのプロ用弾性塗料「ダンフレッシュR」のローラー刷毛塗り。それに比べ工房は低いが、それでも脚立の最上段に立たねばならない。落ちたら、エライことになる。幸い、高所には少々慣れているのか、全く不安なく一回目を塗り終えた。今にも雨が降り出しそうな蒸し暑い二日間ではあったが、梅雨の合間を縫って、曇り空の助けもあり、思ったより楽にできてよかった。

サドリンはデンマーク製の塗料で、私が使っているのはクラシックという防腐剤と顔料入りのオイル塗料。シャバシャバである。もう少し粘土があるほうが厚く塗れてよいと思う。デンマークは日本ほど紫外線が強くないのではないか。キシラデコールの針葉樹用「やすらぎ」も同じようなもので、木目が透けて見え、どちらも少々頼りない感じがする。外壁塗装のプロはもっと塗膜の厚い塗料を使うだろうが、本当のところ、どちらがよいのだろうか。オイルフィニッシュの利点や欠点をよく知っているので文句はないが、素人さんならクレームがでるに違いない。「全てに良い」塗料というのはないものだ。

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