心配していたのは作業者のカブレはもちろん、どこかに付着した漆によって講習会に参加しなかった生徒さんまでカブレてしまうこと。これを防止するために気を配った。写真のようにすべての作業台を紙で覆ったり、ドアノブにビニール袋でカバーをしたり等々。
講師のKさんには準備すべき物についてアドバイスをもらい、最も簡単な方法での拭き漆を教えてもらうことになる。
講師による実演の後、コーヒータイム兼トイレ休憩を済ませ、各自塗りの実習へ。私がカブレの怖さを強調しすぎたかもしれないが、この方は完全防護。
段ボール箱を使った簡易ムロを作り、その中で乾燥させる。
少し時間に余裕があったので、私の要望で錆作りを見せてもらった。砥の粉と水を混ぜ、ほぼ等量の漆を加え、ヘラで練っていく。
乾燥に時間がかかるので一回しか塗れないけど、とにかく実際に見て、自分で塗ってみる体験ができたことはよかったと思う。
後は誰にもカブレの症状がでないことを祈るばかり・・・。
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