アルダーの5cmほどの木っ端に鉛筆で図を書き、躊躇なく、どんどん回転させながら、切り抜いていきます。Y方向を切ったら、その切れ落ちた部分を紙テープで元の材に貼り付け、今度はX方向を切り抜くのです。二方向からの「コンパウンドカット」、写真のようなエルクができあがりました。
両側はMDFのカット練習手本です。オススメのノコ刃のサイズは5番とのこと。欧米の糸鋸刃は長さが130mm、#3、#5、#7がよく使われるようです。オールマイティーなのは#5だそうです。表記のサイズは厚さ0.38mm、幅0.93mm、TPI:13山で、私には刃は見えないほど小さいです。瞬時に材料を回転させ、ほとんど直角のカットをしていました。
生徒さん達もあっという間の切り抜き技に驚いていたようです。教室でももう少し能力のある糸のこ盤がほしいなと思いました。でもあまり使わないしなあ・・・。
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