2015年2月6日金曜日

集塵機ファン破裂

嫌な空気の昨今である。違和感を感じる人質事件を機により戦争に向かっているように思えてならない。わけのわからない事件が起こった時、誰が一番得をするかを考えるとよいと言われる。学園紛争時によく聞いた”死の商人”、軍需産業だろうか。マスコミもネットも、どれが真実に近いのかよくわからない。自分が納得できる意見を慎重に選択する必要がある。殺し合いの応酬で悲惨な目に合うのは弱い立場の一般市民。だから、どうか慎重に政治をすすめてもらいたい。最近テレビで見たことがないが、ルネ・クレマンの「禁じられた遊び」を今こそ流してもらいたい。

さて本業の木工の話・・・

先日ある生徒さんが「集塵機からへんな音がします」と言われたのだが、もともと割れが入ったファンを針金で縛って使っているので仕方ないと思い、「原因がわかっているから大丈夫ですよ」と答えていたら、その直後「集塵機が破裂しました!」と連絡が入る。

オフ・コーポレーションが販売していたJETのDC500という集塵機。ファンが樹脂製で破損しやすかったのか、販売を終了している。3年くらい前に書いているが、遠心力で羽が外に曲がり、ファンに割れが入る欠陥だ。それを縛ってなんとか使ってきたが、限界が来たのだろう。ご覧のとおり、粉々になっていた。幸いオフさんから新しいファンを送ってもらっていたので、それに取り替え、また3年くらいは使えるだろう。このタイプの集塵機を選ぶ時、ファンは金属製の物を選ぶべきだ。ただし、金属製になると誘導モーターの起動時の電流が大きくなるため、1馬力750w以上でないと無理らしい。

この集塵機は500wと消費電力が小さく、使い勝手がよい。どこかでカーボンやファイバーで補強した樹脂ファンを作ってくれないかな。

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